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「損する結婚 儲かる離婚」を男性諸君は必ず読むべし

 

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「結婚てのは勢いなんだよ」

 

僕が大学で家族社会学かなんかの授業を受けていた時にそのとき講義をしていた教授が言っていた言葉である。

当時の自分はそれを聞いても特になんとも思わなかったのだがとある本を読んでからはその教授に「バカヤロー!!」と言ってやりたい

その本とは、藤沢数希氏の著書「損する結婚 儲かる離婚(新潮新書)」だ。

「婚姻届に判を押すのは、借金の連帯保証人になるより恐ろしい。」と本の帯にはでかでかと書いてある。

最初はいまいちピンと来なかったが、この本を読んでみてその意味がはっきりと理解できた。

 

結論から言うと、この本に書いてある内容を知らずに結婚することは、下手をすると自殺行為に等しいレベルになってしまう。

 

一つ例を挙げよう。

 

大企業に勤めている年収2000万円のビジネスマンがいるとする。彼には専業主婦の奥さんがいて、二人の間に子供はいない。

ある時奥さんの浮気が発覚し、話し合った結果離婚することとなった。

しかし、別居を始めた途端に彼女は離婚を拒否し、結果このビジネスマンは浮気をした彼女に対し離婚が成立するまで毎月約28万円、プラスして離婚時の和解金で1000万円近くの大金を支払う羽目になった。

 

浮気という原因を作ったのがこのビジネスマン本人ならまだしも、妻のほうが一方的に浮気をしてなおかつ夫は全財産に匹敵する額をその妻に対して支払わなくてはならないのだ。

著書の中でこの例と類似した話が実際に起こった事例として紹介されるのだが、ぶっちゃけこの話を聞いて、日本ではこんなむちゃくちゃなことが合法的にできるのかと心底驚いた。

 

一般的に、離婚をするとき、不貞な行為をした相手からはとんでもない額の慰謝料をゲットできるといったことを耳にするが、それは誤解である。

 

慰謝料はせいぜい100万や200万といったお話で、恐ろしいのは婚姻費用(コンピ)財産分与である。

コンピとは先ほどあげた例でいうところの毎月支払う28万円という費用にあたる。財産分与とは、先ほどの例だと少々解釈が異なるかもしれないが和解金の1000万円にあたるとしよう。詳しくは後述する。

 

この著書において藤沢氏は、結婚を「所得連動型の債券」という表現をしている。

そしてこの債権の価値は

 

離婚成立時までの婚姻費用+財産分与+慰謝料

 

としている。

婚姻費用は夫婦で相手の生活を自分と同じレベルにしなくてはならない、という民法の規定に基づいて収入の多いほうが少ないほうに同レベルの生活が維持できるようにお金を払わなくてはならないのだ。

財産分与は、結婚してから離婚するまでに築いた財産を半分こにしましょうといったものだ。

もうお分かりいただけたでしょう。先の事例の場合、奥さんは専業主婦でしたので収入は0円です。そして、結婚してからの財産もすべて夫が築き上げたものです。

離婚する際に奥さんはこれらの財産を合法的にゲットできちゃうというわけだ。

 

もちろん今の日本は男女平等であるため、妻のほうが年収2000万のキャリアウーマンで夫がヒモになっている場合でも同じことが言える。

 

いかがでしょう。正直、「浮気してんのは女のほうなのになんで夫が全財産失わなきゃいけないねん!!!」とついつい腹を立ててしまったがこんなことが実際に起こっているのだ。

そして、有名人や金持ちだからといったことはなく、結婚して自分のほうが稼ぎが多い場合には誰にでもあり得てしまうのだ。

 

なので、世の男性諸君はこの本、一度でいいので読むべきじゃないでしょうか。

そして、今結婚して専業主婦の奥さんがいる男性はこの本を読み終えたら押入れの奥深くに仕舞い込み、くれぐれも奥様には見つからないようにしましょうね(笑)

 

損する結婚 儲かる離婚(新潮新書)

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