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先物市場のテクニカル分析がすべての投資家におすすめの良書だった

 

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どーもどーも。

今回はですね、トレーダーにおすすめの良書「先物市場のテクニカル分析 (ニューファイナンシャルシリーズ)」をご紹介したいと思います。

 

構成と内容

こちらの本ですが個人的な感想を述べさせていただきますとめちゃくちゃイイ本でした。今まで読んだ投資関係の実用書の中でも圧倒的に勉強になる本だと感じました。

テクニカル分析の基礎は、これを一冊読んでしまえばおおかた網羅できます。

 

500ページ以上あるかなり分厚い本なのですが、投資におけるマインドなど抽象的な内容というより、具体的な相場の分析方法や理論、どのチャートパターンがどういった動きをするかについて解説しています

タイトルに先物市場という単語が入っているため、先物取引にのみ使える理論が載っているんだ、と思いがちですがこの本の理論や知識は先物市場だけでなく、株式市場や為替市場にも応用が可能です。

全14章にプラス補論で構成されています。それでは各章ごとにその概要と特長をご紹介していきましょう。

 

第1章 テクニカル分析の哲学

最初の章ではテクニカル分析の論理や市場の哲学などについて書いてあります。

具体的には市場の動きの原因や特徴、価格の動きなどについて分析しています。

この章において、テクニカル分析の前提として1市場の動きはすべてを織り込む2市場の動きはトレンドを形成する3歴史は繰り返す という理論を掲げてこの3つについて解説しています。

3番目の「歴史は繰り返す」の部分では「将来は過去の繰り返しに過ぎない」とあるように、価格の将来的な動きを予測するうえで過去の値動きを非常に重要視しています。

 

第2章 ダウ理論

2章から本格的にテクニカル分析の内容に入っていきます。

テクニカル分析の元祖とも呼ばれるダウ理論について詳しく解説しています。

実際のチャートにおけるダウ理論のシグナルの見極めやエントリー基準などについて図とともに詳しく解説しています。

 

第3章 トレンドの概念

この章ではタイトルにある通りチャート分析の基礎中の基礎にあたるトレンドの分析を行っています。

 

個人的にはサポートとレジスタンスの部分の内容がとても勉強になりました。サポートやレジスタンスの重要度合いはそこで取引が行われた期間の長さ、行われた取引量の多さ、取引の最新性によって決まるといった考え方はトレーダーとして押さえておくべき内容だと思います。

 

また、トレンドブレイクを決定づける際の3%ルールや、時間から判断するタイムフィルター切りの良い数字の重要性やトレンドラインの傾斜度、マーケットの天井あるいは大底で出現するリバーサル(反転)パターンの種類や特徴やその判別方法。

取引が行われずローソク足が飛んでいるプライスギャップの考え方や取引への応用の仕方などなど、トレードに使える知識が盛りだくさんです。

 

第4章 主要なリバーサルパターンの研究

 前章までは主なテーマとしてトレンド追随型の取引手法について扱ってきたが、この章では反転(リバーサル)パターンについて詳しく解説しています。

 

主要な反転のパターンとして主に5つのパターン、ヘッドアンドショルダートリプルトップ・ボトムソーサーVパターンを分析しています。

 

特にヘッドアンドショルダーは実際に為替取引などをしていく上では頻繁に出現しますので知っておくべき内容でしょう。また、後の章でも出てきますがこれらのチャートパターンに出来高を組み合わせる考え方は秀逸です。

 

 第5章 コンティニュエーションパターン

 前章では反転のチャートパターンについて解説していましたが、この章ではコンティニュエーション(継続)パターンについて書かれています。

このパターンは、その名が示す通りチャート上の横ばい・レンジの動きは現行トレンドの一時休止に過ぎず、また元のトレンドを継続するといったパターンです。

 

この章では主なチャートパターンとして、トライアングルダイアモンドフォーメーションウェッジペナントレクタングルフォーメーションが載っています。

個人的にはトライアングル、そしてウェッジフォーメーションの解説が役に立ちました。というのも、為替相場において特にトライアングルはとてもよく出現し、なおかつ信頼性の高いパターンだからです。

 

トライアングル分析におけるイムリミットという概念や、線の引き方、目標値の算出方法などがとても重要な内容です。

 

第6章 出来高建玉

 FXでは出来高分析を行うというトレーダーは非常に少ないと思います。そのために、出来高オシレーターの解釈や分析方法についてあまりよくわかっていない方が多いと思います。

 

この章では価格パターンの確認指標としての出来高、先ほどのトライアングルなどのチャートパターンと出来高の併用の仕方、”出来高は価格に先行する”といった考え方を解説しています。

 

 第7章 移動平均

 移動平均は株や為替、債券やビットコインなどあらゆる投資商品におけるチャート分析で利用できるテクニカルツールであるため、多くのトレーダーにとってこの章の内容は有益であると思います。

単純移動平均はもとより加重移動平均指数平滑移動平均やそれらの売買シグナル、複数の移動平均を組み合わせた使い方などが載っています。

 

 第8章 オシレーターと反対意見

オシレーターの章ではオシレーター全般の解釈や三大使用法、価格との乖離(ダイバージェンス)、レンジ相場での威力に始まりROCやRSI、ストキャスティクスMACDやOBVなどについて説明しています。

 

第9章 イントラデー・ポイントアンドフィギュアチャート            第10章 3枠反転基準と最適ポイントアンドフィギュア

このふたつの章では、最近ではあまり使われなくなったポイントアンドフィギュアについて解説しています。

 

個人的には、ポイントアンドフィギュアでは通常のローソク足チャートでは発見しずらいサポートやレジスタンスを視覚的に発見できるといった点が秀逸だと感じました。

また、通常のチャートのパターン分析のようにこちらの章では会シグナルと売りシグナルのそれぞれについてポイントアンドフィギュアにおけるチャートパターンを図で解説しています。

 

 第11章 エリオット波動理論

 個人的にはこの章の内容が一番勉強になりました。第2章で登場したダウ理論の内容をもとにしており、エリオット波動におけるチャート上の各パターンを図をたくさん用いて説明しています。

また、今まで出てきたトライアングルなどの考え方を波動理論にも応用したり、フィボナッチ数の波動理論を織り交ぜた考え方などが載っています。

 

第12章 タイムサイクル

FX 一目均衡表ベーシックマスターブック

FX 一目均衡表ベーシックマスターブック

 

FXにおける時間論については「FX一目均衡表ベーシックマスターブック」でも取り扱っていますが、こちらではサイクル理論について詳しく取り扱っています。サイクルの分類やコンドラチェフの波、左右移転や季節サイクル、オシレーターとの併用について書いてあります。

また、FX一目均衡表ベーシックマスターブックについての書評はこちらの記事に載せてあります。

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 第13章 マネーマネジメントとトレード戦略 第14章 要約と統合

 この章では実際にトレードを行う際の資金管理術について載っています。

ポジションの金額、トレーディング戦術や、トレードを行う際のエントリーの基準、具体的にはトレンドラインの突破やサポート・レジスタンスの利用などが詳しく書いてあります。

そして最後の第14章ではいままでの総括とテクニカル分析の要点が載っています。チェックリスト形式で載せてあるのでとても見やすいです。

 

まとめ

 いかがでしょうか。内容は盛りだくさんでかなり読みごたえがありますが、どの内容もFXに実際に利用可能な知識ばかりですのでとてもおすすめです。お値段が少々張りますがリターンは十分大きいでしょう!!

下のフォームからお求め頂けます!!

 

先物市場のテクニカル分析 (ニューファイナンシャルシリーズ)

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